【事例】納得のゆく終の棲家探し
70代後半の女性Tさん
オーケストライフに、ちょっとした家の修理を頼んでくださった70代後半の女性Tさんの事例です。ご相談内容・対応
きっかけはお家のリフォーム
歩行が不安定になり家の中で転んでしまいそうで怖いとTさんからご相談があり、「リフォーム・修理」担当者が移動しやすくなるよう手すりを設置させていたただきました。手すりを設置したことで自宅での生活は快適になりました。しかし、Tさんは「かえって身体の衰えを実感し、先々のことが不安になってしまったそうで、これからのことをどうしていいかわからないから相談したい」と連絡がありました。
住替えへのゆれる気持ちに寄り添って
Tさんがうちとけていろいろと身の上話する間柄となっていた「リフォーム・修理」担当がじっくり話を伺うと、段差が多く、修理などの維持費もかかる一軒家にこのまま住み続けることへの不安、いっそのこと老人ホームに入ればいいかと思うにもまだ踏み切れないという想いがいりまじっていました。迷っているのであれば今は情報収集だけにとどめておいて、結論を急ぐことはないと繰り返しお伝えいたしました。
担当者の言葉に、Tさんは肩の力が抜けてホッとされたようで、「自分の理想のくらしについて整理していきたい」と明るく話をされていました。
お金の問題を整理し、理想のくらし実現に向けてアドバイス
その想いを受けて、「一戸建てから便の良い駅付近の介護サービス付き高齢者マンションへの住替え」のご提案を行いました。 出かけやすくなるし、施設のコンセプトから自由度が高く今と変わらない生活が送れるけれど、24時間見守り、介護、医療など各種サポートも充実しているので安心できることを説明しました。 あわせて、「老後のあんしん生活設計」担当者も同席し、お金にかかわる部分(一戸建ての売却にかかわる見積り、高齢者マンションへの入居費用、中心分へ引っ越すことで減らせる交通費、今後想定される介護や医療費の支出など)を詳しく整理してお伝えしました。 |
次に向けて一歩を踏み出したTさん
Tさんからは「人生の選択肢が広がった。これまでの自分は、この家で動けなくなるまで暮らして、最後の最後に施設に行くことしか考えていなかったから、そんな考え方があるなんて思いもしなかった。心配なお金のことも、家を売ればうまく工面できそうだし、安心した」と笑顔をみせてくれました。近いうちに、高齢者マンションを一緒に見学することとなりました。