耳より情報
2022年10月31日 [耳より情報]
意外と知らない<太陽光発電>の基礎知識
オーケストライフでは、皆さまのお役に立てるくらしや住まいの耳より情報を定期的に発信していきます。今回は、冷暖房・電気設備工事から太陽光発電まで。8万件以上のエアコン工事実績をもつ 株式会社ユウサービス の佐竹 雄が「意外と知らない<太陽光発電>の基礎知識」と題してお話しします。
太陽光発電とは、その名のごとく「太陽の光を利用して電気を作る」発電の方法。太陽の光はたくさん使っても枯渇しないため、再生可能なエネルギーとなります。太陽電池(太陽光エネルギーを電力に変換する発電機)をつなげた「ソーラーパネル」を使用して、電気を作るのです。
太陽光発電が普及し始めたのは、2009年以降。この辺りから、住宅地などを歩いていると、ソーラーパネル付きの屋根を見かける機会が増えてきましたよね。弊社でも、数年前より太陽光発電システムの設置工事を行っており、自社内でも太陽光発電システムを設置、管理をしています。
弊社はリフォーム会社とも提携しており、リフォームのお客さまが「太陽光発電ついて興味がある」ということでご説明に伺い、導入を決めていただいたケースもあります。
太陽光発電については、“環境にやさしい”というイメージはありながら、詳しい内容やメリット・デメリットなどの認識は、まだ曖昧な方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、その辺りを中心にお伝えしたいと思います。
太陽光発電には、電気を「売る」「使う」という2つの選択肢があります。「売電」のポイントは、価格や制度の変動があるという点。価格については、ここ最近(2022年秋)低減の傾向がみられます。そう考えると、やはり自家消費をメインに考える形が現実的かもしれません。
特に最近は、夏の暑さや冬の寒さが厳しくなり、エアコンによる電気代がかかっていると感じている方も多いでしょう。そんな中「太陽光発電システムで発電した分を、自家消費へ」とすれば、電気代を少しでも抑えることができます。
そんな自家消費で必要なのは、発電した電気を貯める蓄電池の存在です。電気代の節約のほか、異常気象や災害時の備えにも重要な役割を果たしてくれます。蓄電池にはいくつかの種類がありますが、一般家庭で使用する際は、リチウムイオン電池が適しています。
<参考>蓄電池の種類
・リチウムイオン電池(小型で軽量だが高容量。モバイル機器に利用されることが多い)
・鉛畜電池(比較的安価で寿命が長い。大きくて重い)
・NAS電池(充電できる電力量が大きく、寿命が長い)
ではここで、改めて太陽光発電のメリットとデメリットを整理してみましょう。
【メリット】
・太陽光発電で得た電力を家庭で使用できるため、電気代の節約になる
・二酸化炭素を排出しないため、環境にやさしい
・パワーコンディショナーの自立運転機能により、停電時にも電気を使用できる
・蓄電池との相性が良い(電気料金が高い日中は、自家消費。足りない分蓄電池の放電でまかなうことができる)
【デメリット】
・天候により、発電の量が左右される
・設置費用がかかる
・メンテナンスに付随するコストがかかる(※経済産業省では、4年に一度の定期点検を推奨しています)
・設置に向いていない住居(屋根が小さい、北向き一面の屋根形状など)により、満足する発電量を得られないケースもある
このように、太陽光発電にはメリットだけでなくデメリットもあり、当然ながら各家庭によって感じるメリット、デメリットは異なります。また、太陽光発電を取り巻く環境は、数年単位で変化してきました。導入を検討されている際は、直近の情報をしっかりとキャッチしながら、自身の生活スタイルも踏まえて考える必要がありそうですね。
太陽光発電に関してご質問やご相談がある方は、オーケストライフまでお気軽にご相談ください。
太陽光発電とは?
太陽光発電とは、その名のごとく「太陽の光を利用して電気を作る」発電の方法。太陽の光はたくさん使っても枯渇しないため、再生可能なエネルギーとなります。太陽電池(太陽光エネルギーを電力に変換する発電機)をつなげた「ソーラーパネル」を使用して、電気を作るのです。
太陽光発電が普及し始めたのは、2009年以降。この辺りから、住宅地などを歩いていると、ソーラーパネル付きの屋根を見かける機会が増えてきましたよね。弊社でも、数年前より太陽光発電システムの設置工事を行っており、自社内でも太陽光発電システムを設置、管理をしています。
自社(株式会社ユウサービス横浜営業所)の屋根にも太陽光パネルを設置
弊社はリフォーム会社とも提携しており、リフォームのお客さまが「太陽光発電ついて興味がある」ということでご説明に伺い、導入を決めていただいたケースもあります。
太陽光発電については、“環境にやさしい”というイメージはありながら、詳しい内容やメリット・デメリットなどの認識は、まだ曖昧な方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、その辺りを中心にお伝えしたいと思います。
電気は「売る」より「使う」方がメインに?
太陽光発電には、電気を「売る」「使う」という2つの選択肢があります。「売電」のポイントは、価格や制度の変動があるという点。価格については、ここ最近(2022年秋)低減の傾向がみられます。そう考えると、やはり自家消費をメインに考える形が現実的かもしれません。
特に最近は、夏の暑さや冬の寒さが厳しくなり、エアコンによる電気代がかかっていると感じている方も多いでしょう。そんな中「太陽光発電システムで発電した分を、自家消費へ」とすれば、電気代を少しでも抑えることができます。
そんな自家消費で必要なのは、発電した電気を貯める蓄電池の存在です。電気代の節約のほか、異常気象や災害時の備えにも重要な役割を果たしてくれます。蓄電池にはいくつかの種類がありますが、一般家庭で使用する際は、リチウムイオン電池が適しています。
<参考>蓄電池の種類
・リチウムイオン電池(小型で軽量だが高容量。モバイル機器に利用されることが多い)
・鉛畜電池(比較的安価で寿命が長い。大きくて重い)
・NAS電池(充電できる電力量が大きく、寿命が長い)
太陽光発電のメリットとデメリット
ではここで、改めて太陽光発電のメリットとデメリットを整理してみましょう。
【メリット】
・太陽光発電で得た電力を家庭で使用できるため、電気代の節約になる
・二酸化炭素を排出しないため、環境にやさしい
・パワーコンディショナーの自立運転機能により、停電時にも電気を使用できる
・蓄電池との相性が良い(電気料金が高い日中は、自家消費。足りない分蓄電池の放電でまかなうことができる)
【デメリット】
・天候により、発電の量が左右される
・設置費用がかかる
・メンテナンスに付随するコストがかかる(※経済産業省では、4年に一度の定期点検を推奨しています)
・設置に向いていない住居(屋根が小さい、北向き一面の屋根形状など)により、満足する発電量を得られないケースもある
このように、太陽光発電にはメリットだけでなくデメリットもあり、当然ながら各家庭によって感じるメリット、デメリットは異なります。また、太陽光発電を取り巻く環境は、数年単位で変化してきました。導入を検討されている際は、直近の情報をしっかりとキャッチしながら、自身の生活スタイルも踏まえて考える必要がありそうですね。
太陽光発電に関してご質問やご相談がある方は、オーケストライフまでお気軽にご相談ください。