オーケストライフでは、皆さまのお役に立てるくらしや住まいの耳より情報を定期的に発信していきます。今回は、戸建てやアパートの建築から、住環境を快適にするためのリフォームまで有限会社 佃建設の佃 竜也が「別空間に大幅リニューアル！　和室から洋間風へ（改修工事のご紹介）」と題してお話しします。
※プライバシー保護のため、お客様情報の一部を変更しております。



弊社（佃建設）は、1987年に先代である父が創業し、私で2代目です。主に木造一戸建やマンションの内装、キッチン・お風呂・洗面台・トイレ等のリフォーム交換工事から、室内の小さな修繕改修工事、水回り、トイレやお風呂の水漏れ修繕工事や新築戸建、新築アパートの建築を対応。室内のみならず、戸建の外回り工事（ウットデッキの設置工事やブロックフェンスの設置工事、カーポート設置工事、雨漏り修繕工事）などもおこなっています。

先代から長いお付き合いのお客さまも多く、しっかりとご要望をお聞きしながら、工事を進めていくことが強みとなっています。先日も、何度か修繕工事のご依頼をいただいているお客さまから連絡がありました。

「子どもたちが独立したので、これまで子ども部屋にしていた2部屋を、皆が集まった時に使える広間に変えたいなと思っています。一度相談にのってくれますか？」


数日後、さっそくお客さまのお宅へ。結果、6畳と8畳の和室を一部屋にし、洋間風の部屋へリフォームする形に決まりました。ところが工事をスタートすると、予想外の出来事が！　和室の畳を開けてみたところ、湿気によってベニアに大きな穴が開いており、その下の床は、完全に腐食している状況だったのです。

実はお客さまのご自宅の裏庭には大きな山があり、そこからの絞り水により、大変湿気の多い環境でした。しかし、その湿気が床下にここまで状況を及ぼしているとは・・・。
その結果、本来の工程（畳を上げる→畳の厚み分の床をかさ上げする→フローリング貼り）から、床をすべて解体する形に変更となりました。


床を解体した後は、
＜床解体→床下地づくり→防虫防腐剤、断熱材の施工→床すて貼り→フローリング貼り＞へと進みます。
さらに天井壁のクロス貼りなども行い、おおよそ1ヶ月程の大掛かりなリフォーム工事となりました。


そんな中で私が大事にしているのは、お客さまとのコミュニケーションの時間です。状況に応じて、その都度リクエストを受けながら、こちらからも色々とご提案をさせていただきました。

たとえば、こちらの（写真下）障子の色。なかなか見ない色味ですよね？　お客さまのご希望がパープルだったので、イメージに最も近い色を提案し決定！「部屋全体のアクセントになって良いですね」と好評でした。


また空間を有効活用するために、可動式の棚（写真下）を設置。高さが自由に変えられる点もポイントで、こちらも喜んでいただきました。


これからもお客さまのご要望に応えられるよう、そして工事完了後には大きな満足感を提供できるよう、精一杯取り組んでいきたいと思います。