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耳より情報
2022年08月17日 [耳より情報]

ゲリラ豪雨にも注意!車の雨の日対策とは?

オーケストライフでは、皆さまのお役に立てるくらしや住まいの耳より情報を定期的に発信していきます。
今回は、車を通してお客さまの暮らしを豊かに! 自動車の総合商社 有限会社 中村モーターサービスの中村 健悟が「ゲリラ豪雨にも注意!車の雨の日対策とは?」と題して、お話しします。



梅雨が終わった途端、厳しい暑さに見舞われている今年の夏、急な豪雨や不安定な天気が続く時もありますね。暑さや天候不良のときは、車を上手に活用してほしいと思いますが、雨の中の走行時には危険が伴うケースも! そこで今回は、大事な愛車を守るアドバイスとともに、走行する上で気を付ける点などをお伝えしたいと思います。

そもそも台風や大雨時に車を走らせるとは、どんな状況なのでしょうか? 通常と比べて「路面が滑りやすい」「視界が悪い」など、それだけでも障害があります。それに加え、洪水や土砂崩れに巻き込まれたり、冠水が発生してその影響を受ける可能性も。皆さんが考えている以上に、車は水に弱いんです。

冠水が発生している場合、その付近に近づくだけでも大変危険です。そのまま走ってしまうと、走行不能に至る可能性もあるでしょう。また水が浸入しやすいと考えられるのは、車の中でも低い部分に設置されているマフラー部分など。万が一、排気管に水が入り排気が出来ない状態になると、エンジンが止まってしまいます。

一般的に、1時間あたりの降水量が50oを超えると運転が困難だと言われています。たとえば足首あたりまで水が溜まるような場合は、運転をやめるか冠水道路を避けて安全な場所へ移動するなど、早めに適切な判断をしましょう。


そこまでの悪天候でない場合でも、事前に車のメンテナンスをしているか否かで状況は大きく変わります。ボディ部分やタイヤはもちろん、ワイパーやミラー、ガラス箇所もチェックしておくことが重要です。

ワイパーは、直射日光などにより劣化が進むので、定期的に状態を確認しておくと安心です。少しでも気になる異音がしたり、水の拭き取りが甘いと感じたら、交換時期かもしれません。

フロントガラスやミラーは、水滴で視界が悪くなると、運転にも支障をきたすことになります。撥水コーティング剤などを使用するなどして、予め対策をしておきましょう。ちなみに撥水コーティング剤は、<撥水効果の高さ><持続性の高さ><作業の手軽さ>などあらゆるタイプがあり、効果もさまざまです。自分自身の好み、車の状態や使用頻度などにあわせて選んでみてはいかがでしょうか。



路面とタイヤの間の摩擦がなくなり、ステアリングで制御ができなくなる現象を「ハイドロプレーニング現象」と言い、特に水たまりや水が流れているような路面で発生するものを指します。この現象が起こっているときは、路面とタイヤの間に水が入り込んでいるような状況になっています。

このような現象が起きた際には、ブレーキやアクセル操作を避けること。また、タイヤが路面と接地した状態に回復するまで待つしかありません。

ここ数年は天候が変わりやすく、予期せぬ自然災害が起こるケースも増えてきました。定期的にタイヤの状態(タイヤの溝がすり減っていないか? 空気圧が不十分でないか?)を確認し、常に安心して走行できる状態にしておきましょう。
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