[活動紹介]
2021年05月28日
5000人の子どもたちが笑顔に!「プペルバスin神奈川」開催レポート
オーケストライフでは、”より良い地域を創るために、今、自分たちのできること”をモットーに各メンバーが地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。
今回は、加藤税理士と竹中弁護士が法人の監事を務める「一般社団法人 日本音楽医療福祉協会」がが主催の「プペルバスin神奈川」(4/29〜5/13)開催レポートをお届けします。
◆一般社団法人 日本音楽医療福祉協会とは
医療・福祉・介護現場における音楽提供を主な事業とし、第一線で活躍を続ける医師・福祉スタッフ・音楽家の協力のもと「現場で効果のある音楽の普及」を実践する社団法人として、2020年6月に設立。音楽リクリエーションのほか、医師(様々な領域の認定医、医学博士)・看護師などのスペシャリスト、介護・福祉の現場リーダーとともに、音楽家が開発した音楽療法プログラムの提供や、病院・福祉施設・自治体・支援カフェ等で各々の現場のニーズにあう形での演奏・講座・レッスン・イベントを、企画段階からつくりあげています。
4月23日記事でもご紹介した「プベルバス」とは、にしのあきひろさんの絵本「えんとつ町のプベル」の光る絵本展を個展に行けない子どもたちへ届けるため、「バスを改装して、個展の方から会いに行こう!」という思いから始まったプロジェクトです。
絵本「えんとつ町のプペル」(写真提供/一般社団法人 日本音楽医療福祉協会)
すでに大阪や山梨、福岡などで開催が実現した中、神奈川でも「プペルバスin神奈川」として、2021年4月29日〜5月13日に開催。期間中、保育園8施設、養護施設4施設、ろう学校1施設と、湘南の4地域(藤沢・茅ケ崎・平塚・寒川)のまちフェスへ、移動式光る絵本展「プペルバス」が直接訪れるという素敵なプロジェクトです。(加藤税理士が知人の方を通じて養護学校を紹介し、開催地の一つになりました)
子どもたちが「プペルバス」の到着をお出迎え(写真提供/一般社団法人 日本音楽医療福祉協会)
絵本展を真剣に見る子どもたち(写真提供/一般社団法人 日本音楽医療福祉協会)
バスを見つけた瞬間、子どもたちの大きな歓声とうれしそうな笑顔が、会場を埋め尽くします。
さらに車内に入ると、光る絵本展の美しく不思議な世界観に引き込まれていく姿が! 多くの子どもたちに笑顔と感動が届けられました。
絵本展のほかに、音楽イベントも開催(写真提供/一般社団法人 日本音楽医療福祉協会)
同時に、参加型音楽イベント「さむかわ音楽ひろば」も開催。ステージのパフォーマンスを楽しむだけでなく、実際に音楽を奏でるといった貴重な体験ができるプログラムも!
出演者と一緒に、「パプリカ」や「赤いスイトピー」といった名曲が奏でられました。
今回の「プペルバスin神奈川」は、5000人の子どもたちやその家族、地域に住む方々を笑顔にし、心に残る素晴らしいイベントとなりました。コロナ禍で数々のイベント等が中止になる中、主催者の皆さんは、子どもたちの“楽しむ心”を大事にするため、「今出来ること」を行おうと決断。万全の対策をし、無事に開催することが出来たようです。
オーケストライフとしても、このような地域との架け橋になる活動に、今後ますます力を入れていきたいと考えています。