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耳より情報
2022年12月20日 [耳より情報]

定期的に実践しよう!プチ掃除のススメ

オーケストライフでは、皆さまのお役に立てるくらしや住まいの耳より情報を定期的に発信していきます。今回は、寄り添った生前整理・遺品整理のお手伝いをみらいの整理サポート株式会社の細野 博之が「定期的に実践しよう!プチ掃除のススメ」と題してお話しします。



今年も気が付けば12月。「急に慌ただしくなってきた」という声をよく聞くようになりました。そんな中、「忙しい年末に、なかなか大掃除の時間が取れない」という方も多いかもしれません。

しかし日頃から”プチ掃除”をしていると、大掃除の時間を大幅に短縮することができます。今回はそんな”プチ掃除のススメ”をテーマに、ちょっとしたアドバイスもあわせてお伝えします。

”プチ掃除”でまず重要なのは、「家の中を一気に掃除しない」ということです。掃除は、自分が思っている以上に体力を消耗する家事です。さらに、予定通りに終わらなかったりすると、逆にストレスが溜まってしまうことも! 今回はキッチン、次回はリビング、その次の機会にお風呂というように、一箇所に絞って掃除をする形が良いでしょう。
片付け前(before) 片付後(after)
片付けにより、狭いと思っていたスペースが広く感じられることも!

その上でも大事なのが、掃除を始める前に「段取りを立てる」ということ。一言に掃除と言っても、「汚れを落とす」「綺麗になるように磨く」「不用品を処分する」など、掃除をする場所や目的によって、その内容は大きく変わります。

何も考えずに進めてしまうと、予想以上に時間がかかってしまったり、必要な掃除道具が無いために思うような作業が出来なかったり・・・と、何かと不都合が生じます。段取りを立てることで、作業工程やおおよその所要時間も明確になり、スムーズに掃除を進めることができるでしょう。


大掃除で意外と時間がかかるのが、クローゼットや収納場所の整理。片付けた後、リサイクルやゴミの廃棄処分などにも時間を要するため、こちらも日頃から定期的に行うことをおススメします。

ちなみに、「不用品」と「不要品」では意味が異なるのをご存知でしょうか? 「不用品」は、壊れていて使用できなかったり、ゴミや廃棄処分になるもの。「不要品」は、リサイクルショップでの買い取りや、フリーマーケットへの出品など、自分自身は必要がないもの、別の場所で利用してもらうことを指します。(※資源ごみでも、リサイクル可能なものなど買い取りが可能な場合もあります。)

弊社のお客さまでも、この選定に時間がかかるという声をよく聞きます。特に、「いつか必要になるだろう」と保管していたものの、それがクローゼットや収納スペースを占領し、「本来必要なもの、収納していたものとの区別がつかなくなった」というお悩みも……! 

ここでのポイントは、「日常的に使用する収納品」「緊急時などに必要な備蓄品」「いつ使うか分からない物」をしっかりと区分けしておくこと。また、「いつ使うか分からない物」を、いわゆる“保留段ボール”などに一旦閉まっておく方も多いのですが、後日この段ボールを空ける方の割合は、非常に少ないのも事実です。

なぜなら、そのほとんどが「保留段ボールを作ったことさえ忘れていた」というケースだからです。この方法を取る際は、予め保留段ボールを整理する日(期限)を決め、予定表に入れておく形が良いでしょう。


先日、あるお客さまから「生前整理をしたい」というご依頼がありました。ご高齢になり、ご家族(お子さん)に少しでも迷惑をかけないよう、今から少しずつ進めておきたいということで、弊社が担当させていただくことに。

ご自宅に入ると、玄関先やリビングは比較的整理されているようでしたが、キッチンに入ると、床の上に電子レンジや炊飯器が置いてありました。しかしよく見てみると、冷蔵庫の脇には棚があり、そこには電子レンジと炊飯器がきちんと置かれているのです。そう! 床に置いてあったのは、日常的には使用していない(使用していないであろう)電子レンジと炊飯器でした。

お客さまにお聞きすると、「まだ使えそうだけど、何となく古くなってきたので買い替えたのよ。でも、全く使えない訳ではないと思うし、捨てるのはもったいないでしょ。でも置き場所が無くてねぇ……」

そこで私はまず、置き場所の変更について提案をしました。床に物を置くのは、それだけでも怪我の原因になります。さらに、掃除のたびに場所を移動するなど、不便なことも多いはずです。そのようなお話しをするうちに、お客様の方から「もし使用できるのなら、捨てるのではなく、誰かに使ってもらいたいわ」という言葉が出るようになりました。
このように、買取りやリサイクルなどの査定、無料の引き取りサービスなどが出来るかを検討することも、家の中の片付け、掃除が大きく進む一歩です。

また片付けを進めていくと、物に詰まったエピソード(買った時の思い出や、人からもらった時の気持ちなど)が蘇り、なかなか進まないケースもあると思います。

弊社では、ただ単に片付けをサポートするのではなく、お客様の思い出や記憶の架け橋となるように、お客様に寄り添いながら気持ちを整理するお手伝いもさせていただきます。ぜひオーケストライフまで、お気軽にご相談ください。
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