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耳より情報
2021年11月29日 [耳より情報]

プロの仕事道具<リフォーム・内装仕上げ編>

オーケストライフでは、皆さまのお役に立てるくらしや住まいの耳より情報を定期的に発信していきます。
今回は、住む人・働く人・集まり語らう人に快適な環境を!株式会社AMBEEの坂田 真吾が「プロの仕事道具<リフォーム・内装仕上げ編>」についてお話しします。




リフォーム業界の繁忙期は、新年度の前に引越しをおこなう(1月〜3月)ともいわれていますが、現在(11月〜12月)も、年明けに引越しを予定している方、早めの大掃除でリフォームを希望している方などのご依頼が多く、もう一つの繁忙期となっています。

そんな繁忙期に、いつもと変わらず私たちを支えてくれているのは、相棒ともいえる仕事道具です。
ここ数年は機械化が進み、より効率的に作業ができるようになりました。そこで今回は、リフォーム・内装業には欠かせない道具(機械)を、皆さんにご紹介させていただきます。

最初に登場したのは、コチラ。壁紙(クロス)を貼る際に使用する「糊付け機」です。


壁紙(クロス)専用糊付け機

専門的な機械のため、「初めて見た!」という方が多いかもしれませんね。
機械を使用する手順は、
@別の機械で糊を練る➡A練った糊を機械に流し込む➡B機械に壁紙を設置する➡Cコンピュータに数字を打ち込む(壁紙の長さ、枚数など)➡Dスタートボタンを押す。➡E機械が止まったところで裁断する
 といった流れになっています。


糊が付いた状態のクロス

かつては糊を練る段階から、刷毛(はけ)で塗るところまで、すべて手作業でおこなっていました。業界の中では、「糊付け3年」という言葉があったほど、下積みや見習いの期間には誰もが通る作業です。1枚ずつ手で塗っていくなんて、少し気が遠くなりますよね(笑)。機械の導入によって作業効率もアップし、仕上がりも綺麗に。と、今では欠かせない道具になりました。


次に登場するのは、「ドライウォールサンダ」という、私たちの業界でも大きな話題を呼んだ機械です。


ドライウォールサンダ

こちらも、皆さんにとっては聞きなれない名前ですよね? 
「ドライウォール」というのは、壁紙の代わりに水性塗料などを直接塗って仕上げる工法のこと。「ドライウォールサンダ」は、下地のつなぎ目などをパテで埋める工程で、平坦にするときに使用する機械のことを言います。

実は、この”パテを削り落とす”という部分が、経験者であれば「本当に大変!」と、皆が口を揃えるほどの作業なんです。手作業でやっていた時代は、その削った際に出る粉を被り、頭や顔が白くなる。パテを塗って、削って・・・を細かく何度も繰り返すので、相当な時間がかかります。ところがこの機械の導入により、それが一気に改善されました。


実際にパテを削っている様子

上の写真のように吸引掃除機に繋げて使用すると、壁に押し当てるだけで塗ったパテを綺麗に削り、吸い取ってくれるのです。粉が舞い散ることがほとんど無いため、自分が粉まみれにならないのはもちろん、現場が汚れにくいというメリットも! 壁や天井の高さに合わせて長さの調節ができるので、作業効率も大幅にアップしました。
機械の導入にあたっては、メーカーからの情報のほか、すでに使用している同業者の声も聞いた上、販売から1年後に購入を決めました。「新たな機械が登場したら、何でもすぐに取り入れる」という考えではなく、これまでの状況(手作業)としっかり比較し、メリット・デメリットを考えた上で決める、といった点も大事にしています。


コロナ禍で、“おうち時間”が増えたことも影響し、これまでよりも掃除に時間をかけている、という方もいるでしょう。そんな中、思い切って模様替えをしたのはいいけれど、「家具の配置を変えたら、壁紙の汚れに気づいて愕然とした」という声を聞くことも!

確かに掃除をする際、壁を念入りに拭くような習慣はあまりないですよね? そうなると、気付いた頃には壁紙の黄ばみが進行している、といった状態かもしれません。壁紙を変えることで、部屋全体が明るくなったと感じるはずです。「リフォームまでは難しいけど、家の中をメンテナンスしたい」と考えている場合、壁紙の張替えはオススメです。

弊社では、壁紙の張り替えや、床の張り替えなどの内装工事をメインにトイレや洗面台、お風呂、キッチンなどの設備交換、お家の中をより快適にするための工事をおこなっています。ぜひ、オーケストライフ事務局までお気軽にご連絡ください。
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