耳より情報
2021年07月30日 [耳より情報]
ここをチェック!エアコン設置前の確認ポイント
オーケストライフでは、皆さまのお役に立てるくらしや住まいの耳より情報を定期的に発信していきます。
今回は、冷暖房・電気設備工事から太陽光発電まで。8万件以上のエアコン工事実績をもつ株式会社ユウサービス の佐竹 雄が「ここをチェック!エアコン設置前の確認ポイント」についてお話しします。
今年も梅雨明けとともに、厳しい暑さが到来! エアコンが大活躍する季節がやってきました。コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、エアコンの買い替えや増設をしている方も多いでしょう。最近は、インターネットで購入する方も増えてきましたが、中には「買ったけれど希望の場所に設置できなかった……」というケースもあるようです。そのようなことにならないよう、設置にあたり必要なポイントを改めて整理しておきましょう!
まずは、ご自宅の状況を確認しておくところスタート! 事前に把握しておくことで、購入から設置までの流れをスムーズに行うことができます。
まず必要となるのは、「エアコン専用コンセント」。多くのご家庭では、部屋の高い位置にありますが、設置場所にない場合は工事で増設することもできます。
※エアコン専用コンセントとは? 1つのブレーカーに対して、接続される機器がエアコンだけのコンセント
エアコンを設置する部屋には、「配管穴」も必要です。賃貸物件にお住まいで配管穴が無い場合、穴を開けるには家主や管理会社の許可がいるので、早めに確認しておきましょう。また、配管の一部を家の壁の中に埋め込む「いんぺい配管」という形式もありますが、中には壁の中に配管を入れることができない製品もあるので、要チェックです。
エアコン本体を設置するには、上面と側面のスペースを確保する必要があります。
一般的にメーカー側の推奨は、「上面から天井まで5〜10p・左右とも壁まで5〜10p程空ける」となっています。
設置箇所にカーテンレール等がある際は、その対象物から天井までの寸法と、レール奥行きの寸法をチェックしておくこともポイント! 中には設置が難しい製品もあるので、こちらも注意が必要です。
同様に室外機の設置でも、左右と前後のスペースを確保する必要があります。こちらもメーカー側の推奨は、「前方は25p以上・後方と左右は5〜10p程空ける」となっています。これは設置作業やメンテナンスをスムーズに行うためだけでなく、エアコンを効率よく運転させるためにも必要なスペースです。
また、室外機に直射日光が当たってしまうと、熱交換器に大きな負荷がかかります。そこで夏の暑さが厳しい時期は、日よけ専用カバーの取り付けなどもオススメしています。
※エアコン本体、室外機設置の際のスペースは、エアコンの機種によって異なりますので併せてご確認ください。
弊社ではエアコンの取り付けだけでなく、修理についても対応しています。「故障かな?」と思ったら、まずはエアコン本体の操作パネルにあるランプ(運転ランプ)の点滅回数やエラーコードをチェックの上、ご連絡ください。
エラーにはさまざまな内容がありますが、たとえば“エアコンの送風口から風は出るが、なかなか冷たくならない”という場合、「ガス漏れ」の可能性があります。原因としては、室外機のバルブ不良や内部にある配管の腐食、または室外機を無理に動かしたことにより、経年変化した配管が壊れてしまった、などが考えられます。
状況により、その場での修理もしくは部品交換(部品取り寄せ)、買い換えなどが決まりますが、まずは現状の把握が必要です。そこで弊社がお客さまにお願いいしているのは、室内機と室外機の写真。それを基に概算見積の作成ができ、その後の流れがスムーズになるので、作業を行う私たちも助かっています。
※参考:弊社では、以下の専用お問合せフォームにて写真の添付が可能です。
http://www.youservice.co.jp/contact/
あるお客さまから「室外機で大量の水漏れが発生している」との連絡を受け、現場に駆け付けた時のことです。さっそく確認してみると、ドレンホース(エアコンの室内機から外へ繋がっている排水ホース)が詰まっている様子。
外からのゴミが蓄積され内部が詰まってしまうケースは、比較的多くあります。そこで私はまず、ホースの中にブラシ(使い終わった歯ブラシ等)を入れ、ゴミの除去を試みました。すると、中から出てきたのはゴミではなく、カナブン。そう! 犯人は虫だったのです(笑)。カナブンがホース内を防いだことで、水がスムーズに排出されず水漏れの原因になったようでした。
このように予想外のケースも考えられるため、定期的に室外機のチェックや、周辺の清掃を行うこともオススメです。まだまだ厳しい暑さが続きますが、エアコンを上手に活用しながら、快適な夏を過ごしていきましょう!
今回は、冷暖房・電気設備工事から太陽光発電まで。8万件以上のエアコン工事実績をもつ株式会社ユウサービス の佐竹 雄が「ここをチェック!エアコン設置前の確認ポイント」についてお話しします。
今年も梅雨明けとともに、厳しい暑さが到来! エアコンが大活躍する季節がやってきました。コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、エアコンの買い替えや増設をしている方も多いでしょう。最近は、インターネットで購入する方も増えてきましたが、中には「買ったけれど希望の場所に設置できなかった……」というケースもあるようです。そのようなことにならないよう、設置にあたり必要なポイントを改めて整理しておきましょう!
エアコン設置前にはココをチェック!
まずは、ご自宅の状況を確認しておくところスタート! 事前に把握しておくことで、購入から設置までの流れをスムーズに行うことができます。
■設置場所付近に専用コンセントがあるか?
まず必要となるのは、「エアコン専用コンセント」。多くのご家庭では、部屋の高い位置にありますが、設置場所にない場合は工事で増設することもできます。
※エアコン専用コンセントとは? 1つのブレーカーに対して、接続される機器がエアコンだけのコンセント
■配管穴があるか?
エアコンを設置する部屋には、「配管穴」も必要です。賃貸物件にお住まいで配管穴が無い場合、穴を開けるには家主や管理会社の許可がいるので、早めに確認しておきましょう。また、配管の一部を家の壁の中に埋め込む「いんぺい配管」という形式もありますが、中には壁の中に配管を入れることができない製品もあるので、要チェックです。
■エアコン本体の設置スペース(上部・左右)はあるか?
エアコン本体を設置するには、上面と側面のスペースを確保する必要があります。
一般的にメーカー側の推奨は、「上面から天井まで5〜10p・左右とも壁まで5〜10p程空ける」となっています。
設置箇所にカーテンレール等がある際は、その対象物から天井までの寸法と、レール奥行きの寸法をチェックしておくこともポイント! 中には設置が難しい製品もあるので、こちらも注意が必要です。
■室外機の設置スペース(前方・後方・左右)はあるか?
同様に室外機の設置でも、左右と前後のスペースを確保する必要があります。こちらもメーカー側の推奨は、「前方は25p以上・後方と左右は5〜10p程空ける」となっています。これは設置作業やメンテナンスをスムーズに行うためだけでなく、エアコンを効率よく運転させるためにも必要なスペースです。
また、室外機に直射日光が当たってしまうと、熱交換器に大きな負荷がかかります。そこで夏の暑さが厳しい時期は、日よけ専用カバーの取り付けなどもオススメしています。
※エアコン本体、室外機設置の際のスペースは、エアコンの機種によって異なりますので併せてご確認ください。
問合せ時は写真があるとスムーズ
弊社ではエアコンの取り付けだけでなく、修理についても対応しています。「故障かな?」と思ったら、まずはエアコン本体の操作パネルにあるランプ(運転ランプ)の点滅回数やエラーコードをチェックの上、ご連絡ください。
エラーにはさまざまな内容がありますが、たとえば“エアコンの送風口から風は出るが、なかなか冷たくならない”という場合、「ガス漏れ」の可能性があります。原因としては、室外機のバルブ不良や内部にある配管の腐食、または室外機を無理に動かしたことにより、経年変化した配管が壊れてしまった、などが考えられます。
状況により、その場での修理もしくは部品交換(部品取り寄せ)、買い換えなどが決まりますが、まずは現状の把握が必要です。そこで弊社がお客さまにお願いいしているのは、室内機と室外機の写真。それを基に概算見積の作成ができ、その後の流れがスムーズになるので、作業を行う私たちも助かっています。
※参考:弊社では、以下の専用お問合せフォームにて写真の添付が可能です。
http://www.youservice.co.jp/contact/
室外機で水漏れ発生!その犯人は……?
あるお客さまから「室外機で大量の水漏れが発生している」との連絡を受け、現場に駆け付けた時のことです。さっそく確認してみると、ドレンホース(エアコンの室内機から外へ繋がっている排水ホース)が詰まっている様子。
外からのゴミが蓄積され内部が詰まってしまうケースは、比較的多くあります。そこで私はまず、ホースの中にブラシ(使い終わった歯ブラシ等)を入れ、ゴミの除去を試みました。すると、中から出てきたのはゴミではなく、カナブン。そう! 犯人は虫だったのです(笑)。カナブンがホース内を防いだことで、水がスムーズに排出されず水漏れの原因になったようでした。
このように予想外のケースも考えられるため、定期的に室外機のチェックや、周辺の清掃を行うこともオススメです。まだまだ厳しい暑さが続きますが、エアコンを上手に活用しながら、快適な夏を過ごしていきましょう!